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スペースロック工法は仕口と金物の接合部分の形状が一致しているので、取り付けが簡単です。現場での作業を可能にし、運賃コストを大きく軽減します。
スペースロック工法の軸組み材は、100%構造用集成材を使用しています。集成材は一般製材品とは異なり、JAS(日本農林規格)に定められた製造方法により工業化製品として作られています。
含水率8~12%に乾燥されたひき板は、欠点を除去したうえで、選別された分子結合と呼ばれる接着方法で圧着されますので、割れ、曲がりなどの狂いが非常に少ない、安定した品質を生み出します。
集成材を構成する木材は、管理条件を整えれば、奈良県の法隆寺のように、半永久的な耐久性が実証されています。一方、集成材については、合成樹脂系接着剤が使われ始めてから100年程度でそれほど古い建築物はありませんが、接着剤の性能は年々進歩しており、集成材の耐久性は半永久的と言われています。1934年に建設されたアメリカのマジソン林産試験場の建物は集成材の耐久性を証明するシンボルになっています。
間柱、間柱受け、窓台、マグサ、垂木、破風、鼻隠しなどをロボットアームなどが3次元で一括加工します。
床合板の柱欠き、野地合板のカットを一貫したデータで加工するので、躯体との相違が発生しません。
OSB(または構造用合板)と硬質断熱材を一体化したシンプルで施工が簡単なパネル。骨組をモノコック構造に高めます。